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任意保険の種類と選び方

任意保険は3つの保険から構成されている
車の任意保険は強制保険である自賠責でカバーしきれない補償をカバーしてくれるものです。自賠責保険は万が一の事故の際に怪我や命を落とした人の為にかけられている強制保険ですが、その額は実にわずかであり、近年の高額な補償に対応するためには、それとは別に任意保険に加入して補償を確保しておく必要があります。特にこの強制保険では相手の車や建物などの補償は一切行われませんので、任意保険がこの領域を受け持つことになるのです。この任意保険は、対人補償、対物補償に自らの車のための車両保険の3つで構成されています。ただ相手が事故で怪我をするのと同じように自分の車の搭乗者も事故で怪我をするケースがありますので、搭乗者傷害特約という追加の補償に加入することもできるのです。この保険料は、加入するドライバーの年齢や保険の加入等級、ならびに購入して運転している車の車両等級などから個別の計算されるようになっています。その昔は20歳以下と21歳以上、35歳以上といったようなざっくりとした切り分けで保険料が算定されていましたが、最近ではリスク細分型として事故を起こしやすい年齢の保険料が高くなっています。

対人と対物保険はもはや無制限が基本
対人保険については現代の社会では1人が命を落としただけでも億単位の補償額を請求して裁判になるケースも頻発していますので、毎月の加入料もほとんど変わらないわけですから、基本的に補償無制限に加入しておくことがもっとも安心となります。同様に対物保険についても無制限の補償が望まれるものとなります。たとえば対物事故では車以外にもコンビニのような商店に車を突っ込んでしまいますと建物の補償とともに休業期間中の営業補償をしたり、従業員の給与補償をしたりとかなり包括的な補償を迫られることになるのです。また相手が大型トラックやバス、電車などの場合には簡単に億単位の補償を要求されることもあるため、決して乗用車が事故の相手になるわけではないこともよく認識しておくことが必要です。こうした点でも無制限の補償をしてくれる対物保険への加入は現代社会では必要不可欠でしょう。また自分を含めて車の搭乗者に対する保険に加入しておくことも必要です。こちらは独立した保険というよりは特約という形で既存の自動車保険に付加することができますから、大きな金額にもならず安心して加入することがでます。

忘れてはいけない自分の車を守るのが車両保険
交通事故を起こした時に肝心の自分の乗っていた車を補償してくれるのが車両保険です。この車両保険は自動車保険の中ではもっとも高額な保険料を徴収されるため、様々な条件を緩和することで安く加入できる商品も登場しています。たとえば事故のうち電柱にぶつかったとか、自転車との接触、当て逃げ、転覆や崖からの墜落など、一般型の車両保険がカバーする条件を外しただけも、6割程度の保険料に減額されます。また、免責額を一回につき5万円から10万円などに引き上げますと、こちらも安い加入料となります。この車両保険は一旦利用しますと翌年から3等級も支払い等級が上がりますので、非常に高い負担を求められることになります。また補償の対象となる車はあくまで時価に即して保険料が支払われるため、車を全損させたらすぐに新車がやってくるというわけではありません。こうした部分で誤解を招かないようにすることが重要です。それでも車を大破させてしまったときにはかなり役にたってくれる存在の保険と言えるでしょう。

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